「群馬県内の3つの教育委員会が、小中学生の携帯電話所持を規制」したというニュースを見ました。
詳細はこちら
(2008年10月22日 読売新聞)
伊勢崎市は今月1日、PTA連合会などとの連名で、小中学生の携帯電話について、
「持たない」
「家庭の事情で持つ場合は保護者が責任を持つ」
「携帯電話利用ルールを守る」
とする三つの基本ルールを明文化し、保護者に配布したそうです。
素晴らしい! それくらい言わないとボーッとしている親たちは気付かないからね。
中には「そんなこと言われても、うちの子は塾に行くから携帯が必要です!」って食ってかかる親がいますが、全く矛盾してない。これは自分の無知に気付いていない、恥ずかしい言動です。
親の責任で、電話機能だけの携帯電話を持たせればOK。塾からの連絡にメールは不要、ネットも不要。そんなことは小学生でも分かる。
毎日、塾の帰りに電話しても通話料は1000円にもならない。定額プランも必要なし。
学校のパソコンでのトラブルなら学校の責任だけど、子供のケータイのトラブルはすべて親の不始末。なのに何もしない親が多いから学校が対応しなきゃならないという不自然な状態が続いています。
いまこの時間にも、日本の子供たちには様々な危機が迫っているかもしれない。
・同い年だと思って、気軽にエッチな話とか下着姿の写真を交換した相手が、中年の男だと分かってビビッている娘。
・その男から「親にばらすぞ」と恐喝されて、貯金から送金したが、ついに払うお金が無くなって、親の財布から盗んでいる娘。
・それも出来なくて、援助交際で支払っている娘。
・払うお金が無くなって、闇の職安で犯罪幇助の仕事をしてお金を作っている息子。
・掲示板でいじめを受けている息子。
子供たちは恥ずかしさのため誰にも相談できず、深刻になって一人悶々としているのをよそに、親たちは「ケータイってそんなに夢中になれるものなのか」などと、のんきな事を考えている。
実際には、もっと強引に規制しないと問題意識を持たない親が多いと思います。
2008年10月22日
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出してる事例はどれもこれも親の教育(大局的に見れば経済格差の問題ですが)に問題があるのであって、携帯なんて二次的な要素に過ぎないのですが。
かつてテレフォンクラブというものが存在したのを知らないんでしょうか?
こんな「蒟蒻ゼリーで窒息」並みの極端な事例ばかり出して、したり顔で各家庭の教育方針を無碍にしようとは、貴方の主張ははっきり言って姑息です。
一番悪いのは企業だと思ってます。携帯会社にしろ出会い系の業者にしろ、企業倫理なんてどこにあるのかと思うくらい。
フィルタリングでホワイトリスト方式を採用しないのも、グレーなサイトを閉め出すと利益が減ることと、許可すると「なぜ安全サイトと認めたのか!」って言われると困るからじゃないかと思ってます。ブラックリストだと、グレーなサイトを放置できますからね。非常にずる賢い。
それからマスコミ。私のホームページでは、子供に関するニュースを掲載し続けていますけど、地方新聞のものまではチェックできていません。子供の小さな事件は地方新聞の方が多いのですけど。
芸能人の恋愛と子供のいじめ、どっちが重要だと思っているのか。放送時間の割き方が違います。
でもそんなこと昔から分かっていることで、だからこそ親がしっかりしないといけないのに、ぼーっとしている親が多い。
私は小中学生が起こす問題は、すべて親の責任だと考えたらいいと考えてます。悪い友達ができてしまうという不幸もありますけど、それを親に相談できなかったという点で、親に責任があると考えたらいい。親というのは、子供の全てに責任を持とうとするものですから。
高校生くらいになったら、自分の責任も問われ初めていいと思いますけど。成人になったら全て本人の責任でしょう。
だから小中学生のケータイ所持については、親が判断しなきゃいけない。判断するには判断材料を持っていなければ正しい判断はできない。なのに、判断材料を持っていない親が多い。それが問題なのです。
「裁量権」は取り上げるつもりはありませんからご安心ください。「正しく裁量するように」と言っているだけです。
プリクラサイトに飽きて、モデル募集サイトに申し込んだら被害に遭う危険性があることすら分からない親が、裁量した結果で子供にケータイを持たせたと言えるのかを問題視しています。
今のケータイを使った「出会い」をテレクラと同じ程度の影響と考えておられるとしたら、黒屋ぶるーさんの認識が甘いと言わざるを得ません。
蒟蒻ゼリーで窒息並の極端な事例とは、認識の違いに驚きました。確かに、全国紙に掲載される自殺者とかの数は毎年10名程度で蒟蒻ゼリーと変わらないかも知れませんが、生涯心に消えない傷を負った子供の数は、その数十倍、数百倍になるんじゃないでしょうか。AIDSに感染している子も多いでしょうし。
プリクラ、プロフ、学校裏サイトなど、子どもたちが利用するのは、出会い系とかアダルトサイトの広告が散りばめられた所ばかりです。思春期で社会の犯罪例もよく知らない小中学生がそんな広告を毎日見ているだけでも問題です。
テレクラのように遠い場所じゃなく、毎日広告を見ているし、いつでも覗きに行けて説明が読める環境に置かれているのが現代の子どもたちです。
貴方が知らないだけだと思います。
少数と捉えるか、少なくないと捉えるかは主観の問題ですが、昨年の東京都(警視庁)の集計だけで、性的被害者として補導された子供の数は533名ということですから、実際の全国の被害者はその数十倍以上いても不思議ではないでしょう。もちろんケータイと関係ないものも多いでしょうけど、私の主観では少なくないと感じます。
それから「規制」ということについてですが、私の考えは次の通りです。
あるべき姿を正確に描き、現状に照らし合わせて比較することで問題点を発見するのが「問題発見の鉄則」です。
あるべき姿を描いていない人は、目先の問題が一番大きく見えてしまい、問題の本質を見逃してしまいがちです。(詳しい解説が必要なら問題発見法の専門書をご覧ください)
私は、小中学生がネットの出来るケータイを持つことは「あるべき姿」ではないと考えています。だから、その姿に近づけようとしているだけです。
逆に、小中学生がネットの出来るケータイを持つ社会の方が理想的だと考えている人は、規制しない方向に考えるでしょう。
あるべき姿を描いていない人は、マスコミや周囲に踊らされて、対策方法も不安定になりやすいでしょう。
いかにして「あるべき社会の姿」を描くか。これが自分にとっても、社会全体にとっても大切なことだと思っています。
「非常に極端な例」では無いと思っていますよ。ネットプリクラなどで残された足跡から交流が始まることって多いらしいし、少女の振りして近づいている人とか、大人の振りしている子供とか、大勢いそうじゃないですか。
「何歳ですか?」「あなたは18歳以上ですか?」に答えるだけの年齢認証なんて、真面目な人にしか通用しないと思います。
それから、企業の利益と、企業のビジネスモデルのどちらを重視するかは価値観の違いでしょうか。
12434さんは、「利益が出ているのだから、社会に良くないビジネスモデルでも継続すべき」とお考えでしょうか。
私は、「社会の為に良くないビジネスモデルだと分かった時点で、企業はプランを練り直すべきだ」と考えています。
だいたい、子供が使うパケット代で利益をあげている携帯会社って日本だけです。知恵が無いのなら、外国のビジネスモデルを見習ったら、子供に頼らなくても経営できるんじゃないでしょうか。
ゲーム・アニメ・漫画・そしてパソコンや携帯電話の有害サイト等、それらの有害点を問題提起、まして規制なんて単語を出そうものなら、たちまち脊髄反射で猛反論してくる輩の、今も昔も多い事。
それも筋の通ったまともな反論ならまだしも、大麻は法律で規制されているのに、同じく人体に有害な煙草が禁止されないのは不公平だ、煙草が禁止されないなら大麻も解禁しろとか、とんでもない極論(屁理屈)で個人のブログなんかを荒らしては正常な議論を妨害する連中と何か違うんでしょうかね?
違わないですね。
とにかく妨害もしくは、論そらしをして埒が明かなくさせたいんですから。
おそらく、そんな連中の大半は学生か社会人になったばかりの情けない親のすねかじりか、最悪、歳など関係なく自分で稼ぐ気のない、親に養ってもらっている族だと思います。
親に買ってもらって親に料金を払ってもらっている、ありがたい携帯電話の機能を制限される事を、まるで人権無視みたいに非難し、自分の権利だけを過剰に主張する厚かましさは情けないやら醜いやら…全く…。
自分が学生の頃に携帯電話が無かった事は、まあ時代の違いだから問わないとしても、電話機能だけで十分なのに、今どきは親自体も愚か者が多いし、企業は儲かりさえすればいいってんで、やたら高い機能が多い携帯を次々出すし、規制は面倒だし利益が減るからってんで引け腰だし、困ったものです。
ちなみに、猥褻サイトにある年齢認証には鼻で嘲り笑っています。
そんなもの、小学生だって「ハイ」って答えて入っちゃいますよ。
何が認証だか(笑)
そのうち指摘されるんじゃないかとは思ってましたが違います〜。
一卵性他人(なんじゃそりゃ)かと思うほど気が合う超仲が良いネット上の友人です。
ま、信じる信じないは勝手ですが。
とりあえず返答しちゃいました。
記事と関係ない書き込みしてしまって御免なさい。
もうしません(多分)
1.私は成人ですが何か。
まあ学生の身分もあり使用料が親持ちなのは確かですが、そもそも必要事項以外で携帯使わないんですがね。
2.で、その携帯に関する裁量権は金払ってる親にあるのであって、啓蒙ならともかくここで挙げてるような極論で脅しを掛けるのはどうよ?って話をしてるんですが無視ですか?
ところであなたは以前、こまもりパパさんの倖田來未擁護に対して、まるで関係のない記事にまで出張って延々と反論を続けた「面倒なので匿名」さんと同じ方でしょうか。
どちらにせよ貴方もあの方と同じ匂いがしますけどね。
自分の認める反論はいい反論、認めない反論は悪い反論、と。
携帯がやたら問題視されているのは、老人相手の商売であるマスコミ連中にとって悪役に設定するのに都合のいい存在だって事と利権狙いの警察連中の利害が一致した事(経済産業省との縄張り争いがあるみたいですが)、
そしてまあ子ども自体の希少価値が上がってる事が主な理由であって、本当に従来の類似品より危険かどうかって部分については穿った見方をする必要があると思います。
だいたい、裏サイトなんて従来なら学校というコミュニティの内部でなければ確認困難だった力関係が外部から閲覧しやすくなったってだけで、あそこから新たにいじめが発生したり助長したりってのがあるとは思えないんですがね。
それこそ、いじめをなくすなら絶つべきは口コミ、オフラインの人間関係であって。
他所からの受け売りですが、「仲良くしろ」ではなく「仲良くしなくてもいい(が、お互い干渉するな)」と言ってやったほうが人間関係を適正に保てる場合も多いです。
それと。
↓携帯等の規制議論を進めている連中の怪しさの一端
http://ameblo.jp/fuyugare/entry-10107177444.html
こういう話を馬鹿な中高生とかではなく警察のお偉いさんやら学者先生やらがやっているわけで、信用しろと言われても無理でございます!
議論どころか、正常な会話すら成立しないから全くお話にもなりゃしない上に気味悪くて表現のしようもないです。
こういうのが彼女らのいう話す価値どころか意味なし類なんでしょうね怖いコワイ
必要事項以外で使わないから?だから何だと?
結局は基本使用料も、必要で使ってる代金もすべて払ってもらってる分際で何を得意げにしてるんだか(笑)
こういう、とことん身勝手で、限りなく何かの予備軍みたいな人間が、何かにならないよう祈るばかりです。
あやうく開いた口が塞がらず顎が外れるところでしたよ。
そう言うと思ってました。
>結局は基本使用料も、必要で使ってる代金もすべて払ってもらってる分際で何を得意げにしてるんだか(笑)
ふーん。じゃあ↓の発言はなに?
>親に買ってもらって親に料金を払ってもらっている、ありがたい携帯電話の機能を制限される事を、まるで人権無視みたいに非難し、自分の権利だけを過剰に主張する厚かましさは情けないやら醜いやら…全く…。
私は必用な事意外に使わない=ここで主張しているのは「自分の権利」ではない、という意味の発言である事も読み取れないんスか?
「正常な会話すら成立しない」のは貴方の読み方に問題があるせいですけど何か?
匿名希望さんの要望通り消去しました。
12434さんのダブっている分も消しました。
ところで、「Web機能のあるケータイ」所持のことですが、小学生、中学生、高校生くらいに分けたとき、持つ社会がいいか、持たない社会がいいか、皆さんそれぞれの立場で結構ですから、意見を聞かせていただけないでしょうか。
今更取り上げられないとかの現実のことは置いておいて、「あるべき論」での考えを聞きたいです。
私は、小学生と中学生は持たない社会が良いと思っています。小中学生にとって、ネット社会は危険が多すぎます。悪い大人が相手では勝ち目がありません。もっと身近なところで人間関係の経験を積んでからの方が良いと思っています。
高校生については、親と子が危険性を理解した上で許可するのなら持たして良いと思っています。危険性を知らない親は、子供に許可する資格無し。親の理解度を試験して判断したいくらいです。何かあったときは、知っていて許可した親の責任になります。
成人なら本人の自由。犯罪を犯せば実名も写真も公開されて社会的制裁を受けながら、本人が責任を取ることになりますから。
ただ携帯の危険性というのは、既に述べたとおり様々な思惑によって誇張されたものである可能性があります。
事件・事故の多さで言えば、自動車や調理器具などのほうが遥かに危険ですから。
ですから、この教育委員会(というか携帯規制論者の人達)のやっている事には怪しさを感じるんですよ。
バナナ買い漁ってるオバちゃんと同じで、単にマスコミに煽られているだけじゃないのかと。
もっと(車やその他と同じように)緩やかに議論できんのかと。
あと
>もっと身近なところで人間関係の経験を積んでからの方が良いと思っています。
身近な人間関係のせいで人嫌いに陥る私のような人間は決して少なくない筈ですので、正直どうかと思いますがね。
問題は、危険があることを親が認識しているかどうかですね。多くの親が認識していれば、目くじらたてて「規制!」て叫ぶ必要無いのでしょう。
「規制」って言わずに効率的に啓蒙する方法があれば良いのですが。
有害かそうじゃないかなんて、いちいち掲示板やブログを見て回っていたらキリがないし、そもそも出来るわけないので、制限機能契約すると、掲示板やブログには一切接続できなくなるそうですが仕方ないですよね。
確かに、しっかり管理がされていない掲示板やブログって、犯罪的や有害とかでないにしても、ろくでもないものがほとんどですもんね。
まあ、うちでは、そもそも携帯電話なんかでインターネット接続可能な契約自体していないから必要ないのですけど。
来年1月から、「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」で認定されたサイトは許可されるとあります。
許可されるサイトには、モバゲーなども含まれていて、たぶんモバゲーの友達検索とか掲示板機能などが許可されるのかなと思っています。
甘い年齢認証ですから心配。