私が感動した兄弟愛のお話です。
これは昔に聞いたことがあったのですが、最近再び耳にして思い出しましたので掲載します。多少の間違いはあるかも知れませんが、記憶を辿りながら書きます。
確か米国の兄弟(兄と小さな妹)の話です。
お兄さんは買い物の途中で事故に遭って、救急車で病院に運ばれましたが、すぐに輸血しなければ命を失ってしまいます。
しかし、兄の血液型はRh-の特殊な血液型で、街から届けてもらったら間に合いません。
幸いなことに、妹の血液型は兄と同じでした。そこで、父親が妹にいいます。
父 :「お兄ちゃんに輸血してほしいんだ」
妹 :「………」
(しばらく考えた後)
妹 :「いいよ、それでお兄ちゃんが助かるのなら」
妹の血液のおかげで、手術は無事に成功しました。
手術が終わって、ベッドに横たわっている妹のところで医師が話しかけました。
医師:「お兄ちゃんはもうだいじょうぶだよ」
妹 :「よかった。」
(でも元気がありません)
医師:「どうしたの? 気分が悪いの?」
妹 :「先生 …… 私ははいつ死ぬの?」
医師:「えっ?」
妹 :「輸血したから死ぬんでしょ」
医師:「輸血しても死なないよ。
自分は死ぬと思っているのに輸血してくれたの?」
自分の命を捧げて兄の命を救おうとした妹のお話です。
これは実話だそうです。
2008年09月29日
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こんなふうに子供を育てていきたいものです。
いい話し、ありがとうございました。
ほんと、そんな子供に育てたいものです。
この「こまもり」は、犯罪とか被害とかの話題が増えてしまいがちなのですが、目指したいのは「よい個人、よい家庭、よい社会」ですので、なるべくそういう意識で書きたいと思っています。
今後も応援よろしくお願いします。
自分は親になってから分かったんですけど、子供が私のために何かをしてくれることよりも、兄弟が仲良くしてくれることを願っています。
別の言い方をすれば
「親思いだけど兄弟仲悪い」と
「親思いじゃないけど兄弟が仲が良い」だと、
後者を望んでいます。我が子が兄弟喧嘩をしているのを見るのは辛いし、将来が心配になります。兄弟仲が良いと心配事が減ります。
私の周囲では、同じように思っている親、とっても多かったです。
子供が幸せになることが一番の親孝行のような気がします。