2007年08月04日

メディアに翻弄される日本人

先日、ある大学教授の講演を聴く機会がありました。

その中で印象的だったのが
日本人はテレビやマスコミに影響されやすい
ということです。

その教授によれば、60年、70年安保闘争の共産主義を信じていた中核的メンバーが、新聞社やマスコミ関係に大量に就職し、日本のマスコミが左傾化してしまった。

以前はその思想を表に出していたが、近頃は、あまり主張をしないで、ここ一番のときに動き出すという話でした。

その例として、「年金問題」を取り上げていました。
2月頃から国会で問題になっていた年金問題を、参院選の直前になって、あたかも「新たに発覚した問題」であるかのように多数のテレビ局が連日放送していた。

国民のために年金問題を取り上げているのではなく、参院選の自民党潰しが目的だから、参院選が終わった後(目的が果たされた後)は静かになる。

欧米では、このような異常な意図的な報道に対しては、騙されない国民が多いそうですが、多くの日本人はそれを見抜けないと言っていました。

マッカーサー将軍は当時の日本人を「12歳」と言ったそうですが、今の日本人も未成年レベルだと言っていました。

騙されやすい国民も問題ですが、このように国民を騙しながら政局を自分勝手に変えたり、劣悪な番組を流しながらも、一方では国民の味方のように政府や誰かを攻撃するマスコミはもっと問題です。

日本人は、人を信じる良い面と、メディアを疑う目の両方を持つ必要がある。

以上、その教授の話でした。


そういえば、私もよく感じることがあります。
民放のニュースをみていると、事実だけを報道しないで解説者の感想が入る場合が多いです。良し悪しを番組中で結論付けてしまっています。「事実だけ報道して、良し悪しは自分で考えさせてくれ!」と言いたくなる事が多いです。でも人気番組だったりするところを見ると、自分で善悪を考えないで誰かに決めてもらいたい国民が多いのかな。

また、テレビ局は性解放の思想が強く、性のモラルが低くなりがちという話も聞いたことがあります。

民放では、子供たちが見る夜の時間帯でさえも、不倫や同棲のドラマを平然と流し、芸能人の恋愛や離婚などワイドショーのようなバラエティー番組や、低俗な番組を多く流しています。
はたして、これらは親が子供に見せたい番組なのでしょうか。多くの親の要望で作られた番組とは考えにくいです。視聴率のために子供を利用しているように思えてなりません。

NHKもいろいろ問題がありますが、民放ほどではないと思います。親として子供に見せたいと思う番組も多く流してくれています。
ということで、我が家で見る番組は専らNHKで、ニュースでも報道された事実に対して、善悪を自分で考えるようにしています。

民放は商売でやっているのだから、そこにモラルなんて求めるのは無理な話なのでしょうか。

でも、子供に大きな影響を与えるメディアですから、なんとかしてもらいたいものです。
posted by こまもりパパ at 18:54 | Comment(6) | TrackBack(0) | こまもり情報
この記事へのコメント
>民放では、子供たちが見る夜の時間帯でさえも、不倫や同棲のドラマを平然と流し、芸能人の恋愛や離婚などワイドショーのようなバラエティー番組や、低俗な番組を多く流しています。
はたして、これらは親が子供に見せたい番組なのでしょうか。多くの親の要望で作られた番組とは考えにくいです。視聴率のために子供を利用しているように思えてなりません。

誤解を恐れずに言うなら視聴率のために子供を利用してもいいんじゃないかと。
と言うのも基本的には子供のニーズに合わす方が正しいと思います。(もちろんだからと言って改善の余地がないとは言えませんが)

それに一昔に比べればテレビもずいぶん善くなりました。

10年近く前には深夜にお色気番組とか地上波で普通にやってましたし、きょうふのキョーちゃん(笑)なんてのもありましたしね。もっとも私はテレビでは最終話しか見てませんが。

少なくとも性描写や暴力シーンはかなり控え目になったと言えます。
Posted by 12434 at 2008年09月10日 19:08

たしかに「視聴率のために子供を利用する」ということ自体は悪いことではないですね。

問題は、「大人として子供を如何に指導するか」が欠如していると思われる場合です。
親心というのかな、自分が失敗して後悔していることは、子供には同じ後悔をしてもらいたくないという思いがどこの親にもあると思います。

そういう「子供を思う親心」が欠如して、視聴率だけを追う番組は困りますねぇ。

確かに昔と比べたら随分良くなりました。
でも、まだまだですね。子供に対する親心を感じられず、子供を食い物にしているような番組も少なくないように感じます。

わたし的には、子供には、テレビを通じて喜怒哀楽の様々な感情を疑似体験させて、出来れば他人の喜怒哀楽も意識できるようになってもらいたいと思ってます。でも、最近の民放の青少年向け番組は「面白い、楽しい」または「知識」が中心で、それも必要ですけど、実に薄っぺらな感じを受けます。
Posted by こまもりパパ at 2008年09月12日 13:17

あなたの仰る「子供を食い物にしている番組」と言うのが完全にははっきりとは解りません。できればその定義を教えて欲しいです。
Posted by 12434 at 2008年09月12日 20:25

具体例では、「クレヨンしんちゃん」とか「ロンドンハーツ」とかかな。

親の要望で放送しているとは思えません。少なくとも私の周囲ではクレヨンしんちゃんの話題になったときは、困っているという人が大多数です。

子供に人気があるのは分かりますけど、多くの親にとっては迷惑なんじゃないでしょうか。

定義としたら「多くの親が自分の子供には見せたくないと思っていても、その親心を無視して自社の利益のために放送を続ける番組」でしょうかね。

「見るな!と言うのは可哀想だから、放送が打ち切られてしまえばいいのに」って思っている親はかなり多いと思います。
Posted by こまもりパパ at 2008年09月13日 01:36

見るなと言えない親も、見ている子供を躾れない親も育児放棄に近いと思えます。ましてそれをテレビ番組のせいにするのは良くありません。事実BPOにモンスターペアレントじみたその手のクレームまで来ているんですよ。
Posted by 12434 at 2008年09月14日 06:49

ついでに言うならその手のクレームに対する青少年からの反論も来てます。これらの意見を無視するのならは本来のBPOの趣旨に背いています。BPOがPTAの言いなりじゃ困りますよ。
Posted by 12434 at 2008年09月14日 07:04

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