2009年02月25日

子どもを産んで親になる

当たり前のことですが、もう少し深く考えてみます。

母親が子どもを産み育てることで親の愛情を持つように成るという話しです。これは私の体験というより一般的な話だと思います。

【第1段階】
男女が愛し合い結婚をします。「子どもが欲しいね」って言ったときの動機は?
 ・二人の愛の結実が欲しいという願望
 ・子どもが欲しいという願望
 ・親になりたいという願望
 ・自分の夢を子どもに託したいという願望
 ・後継ぎが欲しいという欲望
 ・老後や墓守をして欲しいという欲望
 ・美人の女の子が欲しい、ハンサムな男の子が欲しい
など、様々な願望があるでしょう。

【第2段階】
さて、程なくして妻が身ごもりました。どうなるでしょうか?
 ・浴びるほど飲んでいたビールを我慢する
 ・大好きなケーキやお菓子を少し我慢する
 ・暴飲暴食を我慢する
など、我慢の日々が続きます。

【第3段階】
だんだん胎児も大きくなってきました。生活はどうでしょうか?
 ・おなかの子どもに話しかける
 ・胎児の栄養を考えた食事にする
 ・体は重いけど、なるべく体を動かすように心がける
 ・腹部を圧迫しないように慎重な生活をする
 ・子どものために服やミルクなどをそろえる
など、我慢と言うより子どものための生活に変わります

【第4段階】
さらに進むと、
 ・風邪で高熱を出しても薬を飲まないで我慢する
 ・健康で五体満足でさえあればと願う
ここまで来ると生まれてくる子どものことしか頭にありませんね。
子どものために我慢しているとか、犠牲になっているという思いも何処かに行ってしまった感じです。

(第1段階から第4段階の分類は、説明のための私の勝手な分類です)

よく聞くことですが、「産んだら母胎が危ない」と言われたとき、「私は死んでも良いからこの子は生かしてください」と懇願する母親も少なくないと聞いています。
誰もが重いお腹を抱えながらも、自分の不自由さや苦しさなんか忘れてしまって、生まれてくる子どもの将来を心配しています。

第1段階では、言葉は悪いですが「自己中心な思い」が強いです。「私が子どもを欲しい!」という思いです。第一子の場合は多くが「自己チュー」だろうと思います。

それが第4段階になると、「生まれてくる子供が幸せになって欲しい」に変わっていきます。自分の願望ではなく、子供の幸せを願います。もはや自己中では無くなっています。

こうして僅か40週間の間に、女性は「母親の愛情」を持つようになります。これは感動的なことだし、奇跡的というか不思議な感じです。どうして短期間にそれほど変われるのか。

男性は40週間では変われない事が多いようです。私は3人目で初めて新生児の夜泣きを愛おしく思うようになりました。2人目までは正直言って苦痛でした。まあ私は特に問題なのかもしれませんが、女性が母親になるのに比べて、男性が父親になるのは遅れるだろうと思います。

母と父では多少の違いはありますが、子供が幸せになって欲しいという思いは、子育てをする以前と比べると比較にならない程、その思いは強くなっています。

戦場で、赤ちゃんを守るようにうずくまって死んでいる母子の姿をよく見かけると言うし、火災現場では、自分の体を防火壁にして子供を守ろうとしている親の姿をよく耳にします。

だから、子供を守るのは企業ではなく、政府でもなく、親なのだと思います。

たいした安全も保証してくれないのに「安心安全ケータイ」なんて名前を気軽に付けてしまうような企業に騙されないで、親の目線で、親が願う安全の基準で子どもたちを守っていきたいものです。
posted by こまもりパパ at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て情報

犯罪の扉07: 保護者が子どもを保護出来なくなる

子どもにケータイを持たせることによる一般的な危険性として、子どもを保護すべき保護者が、我が子を保護出来なくなるという問題が発生します。


【子どもにケータイを持たせていない場合】

まず、ケータイが無い時代、あるいは子どもにケータイを持たせていない場合を考えてみます。

子どもが外部と連絡を取るのは主に固定電話となります。固定電話の場合、保護者が出ることが多いでしょう。保護者が受けた電話を子どもに取り次ぐ訳ですが、ここでフィルタリングが働いています。
もし悪質と思われるセールスであれば、取り次がないで断るでしょう。言葉の悪いクラスメートや異性の場合は、取り次がないとか、取り次いでも心配で特別に意識をするでしょう。不良グループだったりしたら深刻に対策を考えるでしょう。
そのようにして、我が子の交友関係を自然に把握し、必要に応じてフィルタリングをしています。

我が子の友達が家に尋ねて来たら、そこで挨拶をしたりして、仲良しの友達の容姿や言葉遣いなどを自然にチェックすることが出来ます。

このように、ケータイが無い場合は、ごく自然に、我が子の交友関係を把握出来るし、子どもを保護出来るものです。

子どもにとっては、電話にしても訪問にしても、最初に相手の親が出ることが多いため、敬語や挨拶も自然に学んでいきます。


【子どもにケータイを持たせた場合】

しかし、子どもにケータイを持たせると、便利な反面、いくつかのデメリットも生じます。

まず、子どもにかかってくる電話や届くメールに関して、保護者は全く関わることがありません。子どもが誰と連絡を取っているのか、どんな言葉遣いの友達なのかも分かりません。不良グループと関わっていても気がつかないかもしれません。

また、わざわざチャイムを鳴らして来る子も少なく、ケータイで連絡を取り合って外で待ち合わせる事が多くなります。

そうなると、友達の性格も容姿も分かりません。相手は同年代なのか大人なのか、同性なのか異性なのかも分かりません。良くない友達から我が子を保護することが出来なくなります。

また、保護者の知らないうちに、詐欺サイトや悪意を持った人が子どもに直接コンタクトをとる事が出来るため、その判断と自己防衛を子ども自身に委ねることになります。大人なら騙されなくても、子どもは騙されることがありますから心配です。

悪意を持った人は家に尋ねてくることはありません。ケータイを使って、親が保護出来ない場所まで子どもを誘い出します。

それに、電話や玄関先で大人と接する機会が減るため敬語を使う機会も減ることになります。夜に電話をするのは失礼だとかのマナーも学ぶ機会が減ります。

寝不足や勉強不足、いじめなどの問題も深刻です。


【結論】

このように、子どもにケータイを持たせる場合、
 ・我が子の交友関係を把握出来なくなる
 ・悪い友達と付き合っていても保護者が気がつかない
 ・詐欺や悪質サイトなどの判断を子ども自身に委ねることになる
 ・敬語を使う機会が減る
 ・電話や訪問のマナーを実践する機会が減る
 ・ネットいじめに遭うことがある
などのデメリットがあります。

子どもにケータイを持たせる場合、保護者としてこのデメリットをどのようにして補うかを考える必要があると思います。
posted by こまもりパパ at 22:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犯罪の扉

2009年02月05日

フィルタリング除外審査団体の資金源が問題だ!

EMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)
http://ema.or.jp/
をご存じでしょうか?

ケータイのフィルタリングは、原則としてアダルトサイトや掲示板機能などは遮断する方向性ですが、有害リストとして把握していないサイトは見えてしまう問題は以前に紹介しました。
実際には8割〜9割程度しか有害サイトを遮断できないというのが現在の方式(ブラックリスト方式)の限界です。

それでも企業がかなり反発した結果、安全と認めれば掲示板機能であっても通過させるということになり、その審査を行う団体が、「EMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構) 」です。

しかし、安全と認められたサイトに、悪名高き「モバゲータウン」が含まれているため、すこし調べてみました。

2007年には、青森県では女子高生がモバゲーで知り合った男性にホテルで殺される事件があり、
茨城県では、モバゲーで知り合った女子高生にわいせつ行為をして逮捕された例があり、詐欺事件もいくつも起きています。
最近では、モバゲーの掲示板に「闇の探偵法律相談所」と言う名で宣伝して過払い対策と称して1100万円をだまし取る事件が報道されました。

誰でも「自分は女子高生だ」と偽って会員になることが出来て、近くにいる会員を捜す機能まで提供されているのに、なぜフィルタリング必要無しという判断をしたのか理解に苦しみました。

そこで、EMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)のホームページを見たところ、正会員という制度があって、法人の場合は初年度56万円(18万円×最低3口)納入すれば年間会員になることができ、審査基準などの意見を述べることが出来るとなっています。
http://ema.or.jp/application/member.html
現在85社が正会員になっています

このEMAが安全だと認定したサイトが現在18サイトあるのですが、そのうち16社が正会員になっていました。そこに、モバゲータウンの会社「株式会社ディー・エヌ・エー」も含まれていました。

EMA認定サイトのリストです(■が正会員、□が非会員)

■ GREE
  グリー株式会社
■ gumi
  株式会社gumi
■ MySpace モバイル
  マイスペース株式会社
■ 魔法のiらんど
  株式会社魔法のiらんど
■ 大集合NEO
  株式会社オープンドア
■ モバゲータウン
  株式会社ディー・エヌ・エー
■ アルスタ
  株式会社アルス工房
■ 占い広場
  日本電気株式会社
□ きき放題!うた仲間♪
  株式会社アイ・シー・エー・エージェンシー 住友商事株式会社
□ モバレボ
  株式会社インターネットレボリューション
■ キラキラ☆ストリート
  株式会社エイチアイ
■ ハンゲ.jp
  NHN Japan株式会社
■ The☆TableGames
  BTD STUDIO株式会社
■ ちぷやタウン
  株式会社メディアグルーヴ
■ 高校生のコミュニティ[クラスブック]
  株式会社ディスコ
■ ポケゲー
  エイチエムシステムズ株式会社
■ ixen
  株式会社シーエー・モバイル
■ mixi
  株式会社ミクシィ

EMAという団体の資金源が、このような子供のパケット代で儲けているネット関連の企業という点、非常に心配です。
こんな企業の会費が資金源で、それをもらわないと維持できない団体なのに、果たして公平な審査が出来るのでしょうか。12万円×3口以上の会費を何口積まれても「悪い物は悪い!」と言えるのか疑問です。

それに、この結果を見ると、会員にならないと優先的に審査をしてもらえない印象を受けます。

モバゲーは監視を強化していると宣伝しているが、構造上、事件になりやすいため事件も続き、悪評も高いわけで、そのモバゲーを早くも認定するあたり、企業との癒着があるのかどうか知りませんが、少なくとも認定基準には疑問を感じます。

フィルタリングの審査を国が行うべきだと主張していた高市早苗議員(自民党)や文部科学省の価値がよく分かります。
それに猛反対して無理矢理に民間にやらせてEMAを立ち上げさせた民主党をはじめとする野党および、総務省、経済産業省に対しては、先見性の無さに呆れてしまいます。

もうすでに、EMA認定サイトはフィルタリングから除外されているわけで、これからは、ケータイ会社のフィルタリングも信用できないという時代に突入しそうです。
posted by こまもりパパ at 12:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | こまもり情報

2009年02月03日

対策方法01: 携帯電話の契約

ウェブ機能とeメール機能を解約して、電話とショートメール機能だけにすることができること、ご存じでしょうか。今回はそのお話です。

「携帯電話を学校に持ち込まない」というのが全国の標準となり、これから学校内が少しでも落ち着くことを期待します。

授業中にメールの返信をしていては学力が低下するのも仕方ないです。
学校裏サイトやプロフなどでは、中学生が教室でナイフを持っている写真や、教室でタバコを吸っている写真を自ら公開している子供など時々います。悪ぶって楽しんでいるのですが、あまりエスカレートして欲しくないです。

ただ、学校が持ち込み禁止にしても、学校の外では裏サイトやプロフなどでいじめが行われれば、学校内で孤独になるのは必至で、バーチャルの世界のいじめが、そのまま学校内にも持ち込まれることを考えると、たいした解決策にはならないかもしれません。

私は、小中学生なら、学校に持ち込まないだけでなく、家でも使わないのがよいと思っています。

クラスの誰も持っていないとしたら、それでも子供にケータイを持たせる親は少ないでしょう。年間に1万円以上の電話代は安くはありませんから。

安全のために携帯電話を持たせる家庭もいらっしゃいますが、携帯電話を持つことでどれほどの効果があるのでしょう。

子供が被害を受けるときに電話をする時間は殆どないでしょう。停車中の自動車のドアが開いて突然連れ込まれるとか、公園のトイレや林に連れ込まれたり、住宅街や歩道橋の上などの見えにくいところで突然襲われるなどの被害が普通なのに、携帯電話が役に立つのでしょうか?

だったら、年間1万円を出し合って地域のパトロールを強化したほうが何倍も効果があるような気がします。

携帯電話を使って子供の居場所を確認するとか、子供がいつでも相談できるようにするのが目的なら効果があるでしょうけど、被害にあわないための効果は期待できないと思っています。

そう考えると、年間1万円以上もかけて持たせる必要は無いと思うし、持たせるにしても電話機能と親子間のメールだけあれば十分です。

携帯電話会社やネット関係の会社が主催する子供のケータイ対策講座では教えてくれないことですが、どの携帯電話会社(docomo、Softbank、au)でも、Web機能を契約からはずすことができます。
そうすると、電話とショートメール機能だけになります。親子で同じ電話会社ならショートメールも使えるから大抵困ることは無いと思います。ショートメールは送信者の電話番号がわかるので、悪いことに使われることが比較的少ないようです。

携帯電話会社が主催するケータイ対策講座を受けた後は、子供に携帯電話を持たせる親が増えるそうです。持つのが当たり前のように話をするし、持たせないという選択肢には触れないし、フィルタリングでそこそこ安全になるという話をしますからね。でも、実際は、「フィルタリングしないよりは安全」という話で、危険が待っていることに違いはないのですが。
posted by こまもりパパ at 19:44 | Comment(3) | TrackBack(0) | 対策方法