2008年11月28日

保護者向けの教材が出たが‥‥これも企業の味方か

「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」が保護者向けに子どものネット利用に関する教育用教材を作って公開しています。
http://www.child-safenet.jp/material/index.html

ヤフーとネットスターが事務局を運営しているらしいです。
早速見てみましたが、問題ありです。

中高生向けと書かれているが、中学生の親向けじゃないと言いたい。

ネット系の企業が入っているからでしょうか、ケータイ会社と同じことを言っています。

中学生には「携帯電話を持たない」 「ウェブ機能を契約しない」という選択肢が残っていますが、そのことには一切触れようとしないで、フィルタリングの話だけをしています。

小学生の保有率は20%台で、中1でも40%程度。親が知らないから入学祝いに買ってしまう場合が多いでしょう。
60%以上も保有している高校生には、今更持たないという選択肢は考えることが難しいですが、中学生までなら、これからの中学生にケータイが必要かどうかを考え直すことが出来ます。
 しかし、企業も、この団体も、そのことには触れず、持たせるのが当然のような資料を作成して、フィルタリングだけ教えています。このまま自然増を待っているのでしょうか。

様々なアンケート結果を見ても、保護者の多くは、中学生までの子供に「ネット機能付きケータイ」を持たせたくないと思っています。友達が持っているから仕方なく持たせている場合が殆どだといいます。連絡のためなら電話機能(&メールまで)だけあれば十分と思っているのです。

中学生の子に対して「他の子が持たなくてもうちの子にはケータイを持たせたい」という親は少数だと思います。

そういう点で、中学生の保護者のためにはなっていないと思います。
良い活動をしているのですが、残念です。
中高生ではなく、高校生の保護者向けというのなら良いですけどね。

この資料や講座を受けた親が、フィルタリングすれば大丈夫と思って、中学生の子供に安心してケータイを持たせるようなことがあったら逆効果。

もしそうなったら、この団体の活動は、「中学生の家庭にはよくない活動だった」という結果にもなってしまいます。
企業の利益に影響されずに、多くの父母が願っている方向に進める努力をしていただきたいものです。
posted by こまもりパパ at 13:01 | Comment(3) | TrackBack(0) | こまもり情報